本の感想
この3月から4月にかけて、目に見える形で日常が非日常へと変換され、社会の転換点に立ち会っているような気分です。終わりがわからないことにつらく、こわく思うこともありますが、今は出来る限りの衛生対策をしつつ、引きこもりを出来る限り楽しもうと思い…
明けましておめでとうございますというにはもう遅いですが、2020年最初の更新です。 年度末の魔法なのか、あんなに時間があると思った1月ももう終わってしまっていることに驚きです。今回は人間のその実感にぴったりあてはまるような本について概要、面白か…
大竹文雄著『行動経済学の使い方』を読んだ感想メモ。 読んで良かった点についてです。 ●行動経済学の既往研究の成果が簡潔にまとめられている プロスペクト理論、フレーミング、保有効果、サンクコストへの誤謬……といった既往研究の成果が極めて濃縮されて…
新年も明けて3週目です。会社が始まってから一気に今年度ももうすぐ終わりかという気分が沸き立ってまいりました。あと2か月ちょっとの終わるまでに片付けなければならない仕事、楽しいイベント、旅行等やりたいことも複数あるので、風邪等ひかない程度に活…
新年あけましておめでとうございます。 昨年度は記事の更新が5本の指に収まる程度だったので、今年はその倍、10回のブログ更新を目指していきたいです。 更新が滞る原因として、自分の場合は本を読む時間が確保できていない、本の内容を文字にするのがおっ…
防備録メモシリーズです。 行動経済学本の連続から趣向をかえて、交渉学の本を読んでみました。 実は交渉学本の前に話題のダニエル・カーネマンさん著『ファスト&スロー』も読んだのですが、 こちらの本は丁寧に各章末の後ろにまとめがついているので内容ま…
大型台風が過ぎ去ったら夏の暑さも落ち着いてまいりました。前回の記事で月1の更新を目指すと書きましたが、有言不実行になってしまいました。残念。 行動経済学の本3冊目を読んだので読書メモです。他のアリエリーさんの本とかぶる内容もあったため、気にな…
こうも蒸し暑い日が続くと会社に行って帰ってくるだけで疲れてしまい、日々だらだらと何も生産せずに終わりそうです。 そんな自分に活を入れるためにも1ヶ月1本くらい文章を書こうかと思います。習慣化は苦手ですが続くといいな。 ダン・アリエリー著『不合…
ダン·アリエリー著の『予想どおりに不合理』を読んで思ったことを書きます。 本書で取り扱っている主題は行動経済学ですが、人間の癖(考え方、行動の癖)とお金についても本書では大きく述べられています。私は特に読んでいて、お金について書かれた部分に…